- ヘックスバーで行うデットリフトの効果を知りたい方
- 腰に不安がある方でもデットリフトを行いたい方
- どんな人がヘックスバーを使用しているか知りたい方

筋トレブロガーのアイランドふみです
腰痛持ちのあなたに朗報です!デスクワークが多い現代人にとって、腰痛は避けられない問題のひとつ。
そんな腰痛持ちでも、筋トレを始めたいと考えているあなたにぴったりの筋力トレーニング方法があるんです。
それが、ヘックスバーを使ったデッドリフト!普通のデッドリフトは腰への負担が大きく、腰痛持ちにとっては敬遠されがちなメニューですが、ヘックスバーを用いることで腰への負担が軽減しながらデッドリフトができるのが魅力です。
この記事では、ヘックスバーの特徴や使用方法から、有名人やアスリートが実践するヘックスバーでのデッドリフト、さらには腰痛持ちの方が感じるメリット・デメリットまで、幅広く解説していきます。
さあ、腰痛を抱えながらも筋力アップを目指すあなた、一緒にヘックスバーでのデッドリフトの世界へ飛び込んでみませんか?効果的な筋力トレーニングを始めて、より健康的な日常生活を手に入れましょう!
ヘックスバーの特徴と使用方法


ヘックスバーは、六角形のフレームによって特徴づけられるウェイトリフティングバー。
主にデッドリフトやスクワットなどのトレーニングに使用されます。
- 来のバーベルデッドリフトに比べて体の中心に重心があり、安定性UP
- 腰や下背部への負担が軽減される
- バーベルデッドリフトに比べて重い負荷が扱える
ヘックスバーは、六角形のフレームが特徴的で、デッドリフトやスクワットなどのトレーニングに使用されることが多いです。その形状により、安定性が増し、腰や下背部への負担を軽減できます。
大谷翔平が実践するヘックスバーでのデッドリフト
メジャーリーガーの大谷翔平投手は、ヘックスバーを用いたデッドリフトを取り入れています。
大谷翔平投手は、高重量のヘックスバーを使用することで、腰への負担を軽減しながら、下半身の筋力を向上させることができています。
ヘックスバーで265kgを上げる筋力は、彼の投球や打撃に直結しています。
ヘックスバーを使用したデッドリフトは、腰への負担を軽減しながら、下半身の筋力を向上させることができるため、多くのアスリートに支持されています。
大谷翔平のようなトップアスリートがヘックスバーを使用してデッドリフトを行っていることは、その効果が実証されていると言えるでしょう。
下背部への負担を軽減するヘックスバーでのデッドリフト
ヘックスバーでのデッドリフトは、前述した通り通常のバーベルデッドリフトに比べて下背部への負担を軽減することができます。
なぜなら、ヘックスバーでのデッドリフトでは、バーベルが体の中心に近い位置で持ち上げらるため、腰への力のかかり方が変わり、下背部への負担が軽減されます。


腰痛持ちの人が、ヘックスバーを使用したデッドリフトによって、腰痛の改善や筋力の向上を実感している事例が多く報告されています。
【ヘックスバー】良いなぁ。
— Peakup(ピークアップ)ボディケア&フィットネス (@peakup_gifu) March 13, 2023
腰の負担があまりなく脚が鍛えられる😄#ヘックスバー#岐阜ピークアップ#岐阜パーソナルトレーナー pic.twitter.com/R9sDERbtIJ
ヘックスバーでのデッドリフトは、下背部への負担を軽減することができるため、腰痛持ちの人にも適したトレーニング方法です。
バーベルデッドリフトとの効果の違い


ヘックスバーでのデッドリフトは、バーベルデッドリフトと比べて、効果はさほど変わりはありません。
数は少ないですが、ある研究ではこのようなことがわかっています。
- ヘックスバーの方が腰椎と股関節の負荷が減った
- ヘックスバーの方がより重い負荷を持ち上げた
- ヘックスバーの方が筋肉的電気信号が大きかった
- ストレートバーの方が外側広筋とハムストリングスが活発に働いた
- ヘックスバーの方がピーク値やピーク速度が大きかった
- ヒップスラストが一番大殿筋を活性化させていた
- バーベルデットリフトが一番大腿二頭筋を活性化させていた
- 脊柱起立筋に関しては3つの運動間で差異はなかった
- ヘックスバーデットリフトのほうが大きな負荷が持ち上がる
- ピーク電力、速度、および力がヘックスバーデットリフトの方が大きかった
- ヘックスバーデットリフトの方がリフト距離と持続時間が短い
このように研究結果によって結果様々なため、どちらかが優位であるということが一概に言えません。
ただ、運動力学的にはヘックスバーの方が腰部に優しいのは間違いありません。
ヘックスバーでのデッドリフトは、バーベルデッドリフトと比べて、同じ効果でケガに対してのリスクは下げてトレーニングができると言えます。
ヘックスバーのデッドリフトとスクワットの違い


ヘックスバーのデッドリフトとスクワットは、主に鍛える筋群や動作が異なります。
ヘックスバーでのデッドリフトは、主に下半身やコアの筋力を鍛えるトレーニングですが、ヘックスバースクワットは、より膝関節を使った動作で大腿四頭筋を鍛えるトレーニングです。
ヘックスバーでのデッドリフトを行う際には、背筋や臀筋、ハムストリングスなどの筋肉が主に働きます。一方、ヘックスバースクワットでは、大腿四頭筋が中心的に働くため、両者のトレーニング効果に違いがあります。


ヘックスバーデットリフト


ヘックスバースクワット
ヘックスバースクワットで大腿四頭筋に効きづらい場合、かかとにプレートを置き、前重心を感じながら行うと効果的に行えます。
ヘックスバーのデッドリフトとスクワットは、主に鍛える筋群や動作が異なるため、トレーニング目的に応じて適切な方法を選択しましょう。
ヘックスバーデットリフト平均重量


男性のヘックスバーでのデッドリフト重量は、平均的に53~57kg程度と推察されます。
かなり低いと感じるかと思いますが、上級者から未経験者も含めるため、このような結果になります。
重量算出は通常デットリフトの実力を反映させています。
なぜなら前述した研究結果から、通常デットリフトと比べて僅かに重い負荷を持ち上げれる程度の違いだからです。
通常デットリフトの平均重量はこちらのサイトから参考にしています。
ちなみにレベルによってのデットリフトの重量はこのような感じになります。
- 初級者・・・70~97kg
- 中級者・・・98kg~130kg
- 上級者・・・131kg~
男性のヘックスバーでのデッドリフトの平均重量は、経験や筋力によって異なるため、個人のレベルに合わせた適切な重量でトレーニングを行うことが大切です。
怪我を防ぐための注意事項


ヘックスバーは腰への負担が軽減するとは言え、正しいフォームを維持し、無理のない範囲で行うことが怪我を防ぐための重要なポイントです。
正しいフォームで行わないと、関節や筋肉に過剰な負担がかかり、怪我の原因となることがあります。
- 足の位置
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足は肩幅くらいに開き、つま先は前方を向くようにして立つ。ヘックスバーの中央に立つ。
- 腰の位置
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腰を軽く下げ、膝を曲げる。背中はまっすぐに保ち、お尻を後ろに引く。
- 背中の姿勢
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背中はまっすぐで、胸を張り、肩を後ろに引く。首は自然な位置で、顔は前方を向く。
- 持ち上げる
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膝と腰を同時に伸ばし、ヘックスバーを持ち上げる。お尻を締め、背中がまっすぐになっていることを確認する。
- トップポジション
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ヘックスバーを完全に持ち上げた状態で、胸を張り、お尻を締め、背中がまっすぐになっていることを確認する。
- 下ろす
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腰を下げ、ヘックスバーをゆっくりと下ろす。膝を曲げずに、同じ軌道でヘックスバーを下ろす。
怪我を防ぐためには、まず正しいフォームを学び、ウォーミングアップやストレッチングを行ってからトレーニングを始めます。
また、自分の体力や筋力に合わせた適切な重量を選び、無理のない範囲でトレーニングを行うことが大切です。途中で疲労がたまった場合やフォームが崩れそうになった場合は、無理をせずに休憩し、回復してからトレーニングを行いましょう。
ヘックスバーの選び方と価格


ヘックスバーを選ぶ際は、自分の目的やニーズに合ったものを選ぶことが大切であり、価格も様々な範囲があります。
ヘックスバーには、様々な素材、サイズ、重量、ハンドルの形状などがあり、それぞれの特徴によって使用感や価格が異なります。自分のトレーニング目的や環境に合ったものを選ぶことが重要です。
ヘックスバーの価格は、素材や品質によって異なりますが、一般的には20,000~50,000円程度の範囲で購入できます。
こちらの記事でオススメのヘックスバーを紹介していますので、参考にしてみてください。


ヘックスバーを選ぶ際は、自分の目的やニーズに合ったものを選ぶことが大切です。価格は様々な範囲があり、自分の予算やトレーニング目的に合わせて選びましょう。
自宅でのヘックスバー設置のポイント


自宅でヘックスバーを設置する際には、十分なスペースや安全性を確保し、適切なフロアや防音対策を行うことが重要。
ヘックスバーを使用する際には、動作の幅が広くなるため、十分なスペースが必要です。また、重量物を扱うことから、安全性やフロアへの負担を考慮することが大切です。
自宅でヘックスバーを設置する場合、まずは床に適切なマットを敷き、重量物が落下した際の衝撃や騒音を緩和させることが大切です。


自宅でヘックスバーを設置する際には、十分なスペースと安全性を確保し、適切なフロアや防音対策を行うことが重要です。これらのポイントを押さえることで、自宅でも効果的で安全なトレーニングが可能になります。
有名人の成果と経験談


ヘックスバーは、多くの有名人やアスリートが取り入れているトレーニング方法であり、その効果が彼らのパフォーマンスに現れています。
ヘックスバーは、安定性が高く、腰への負担が少ないため、多くの有名人やアスリートがトレーニングに取り入れています。その効果は、彼らの筋力向上やパフォーマンスに直結しています。
前述の大谷翔平投手や、吉田正尚選手、アメフト選手の栗原嵩選手など、多くの有名人がヘックスバーを使用したトレーニングを行っています。彼らの成功は、ヘックスバーの効果を示す実例と言えます。
また、この動画ではIFBBプロのJIN選手がヘックスバーの効果を実感しています。
ヘックスバーは、多くの有名人やアスリートが取り入れているトレーニング方法であり、その効果が彼らのパフォーマンスに現れています。その実績からも、ヘックスバーを使用したトレーニングの効果が確認できます。
まとめ


ヘックスバーは、デッドリフトやスクワットなどのトレーニングに使用される筋力トレーニング器具です。
通常のバーベルデッドリフトと比較して、下背部への負担を軽減しながら効果的に筋力アップが可能で、大谷翔平投手もヘックスバーを用いたデッドリフトでトレーニングを行っています。
しかし、適切なフォームや重量選び、怪我予防のポイントを意識しなければなりません。
ヘックスバーの購入や設置には、耐久性や機能性、価格を考慮することが重要です。
- ヘックスバーでのデッドリフトは通常のバーベルデッドリフトと何が違いますか?
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ヘックスバーでのデッドリフトは、通常のバーベルデッドリフトと比較して、下背部への負担を軽減しながら効果的に筋力アップが可能です。また、ヘックスバーは六角形のフレームを持っており、バーの中心に立ってリフトを行うため、より自然な姿勢でデッドリフトができます。
- ヘックスバーを購入する際に、どのような点を考慮すべきですか?
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ヘックスバーを購入する際には、耐久性、機能性、価格を考慮して自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。高品質な素材で作られた耐久性のあるヘックスバーを選ぶことで、長期間使用できます。また、グリップの形状や太さ、バーの長さなど、自分に合った機能性を持つヘックスバーを選びましょう。
- ヘックスバーのデッドリフトとスクワットの違いはありますか?
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ヘックスバーでのデッドリフトは、主に下半身やコアの筋力を鍛えるトレーニングですが、ヘックスバースクワットは、より膝関節を使った動作で大腿四頭筋を鍛えるトレーニングです。ヘックスバーでのデッドリフトを行う際には、背筋や臀筋、ハムストリングスなどの筋肉が主に働きます。一方、ヘックスバースクワットでは、大腿四頭筋が中心的に働くため、両者のトレーニング効果に違いがあります。
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