こんにちわ、アイランドふみです。
今回は、なぜ私が筋トレ・ダイエットを含め、健康に対しての意識が強いのか?今回はその理由の一つを話していきます。
カッコよかった父
私は、とある田舎の漁師の家に生まれました。父は養子で、当時は、本土に出で仕事をしていましたが、私が生まれるころに突然仕事をやめ、祖父の弟子入りをし、漁師となりました。
当時は、大変だったらしいですが、一生懸命頑張り、私の物心がついたころには前職があったとは思えないくらい立派に仕事をしていました。
私の父は、スポーツ万能で体が大きく、島内で一番相撲が強く、家の中では物静かで威厳があるのですが、人前ではユーモアある発言で人を楽しませていました。
私の父はかっこいい存在でした…
父の病気
父は私が物心ついたころに、腹部に注射を打っていました。この注射はインシュリンで、父は「糖尿病」に掛かっていました。
父は、食事に対してかなり不摂生だったらしく、養子というのもあり、かなり甘えさせられていたみたいです。
しかし、当時は食事の前に注射を打つくらいで、普通の人と生活レベルは変わらず、私自身、「糖尿病」に対して甘く考えていました。
糖尿病の恐ろしさ
糖尿病三大合併症と言われるのが
- 失明
- 腎臓病
- 壊死
私が高校生の頃に父の体調が悪くなり、病院への入退院が続きました。父は糖尿病の合併症である「腎臓病」になっていたのです。
「腎臓病」とは
父の体調は、どんどん悪化していき、日常で低血糖を起こし、何回か救急車に運ばれるようになり、とうとう漁師を廃業するほどになったのです。私はショックでした…
それから、腎臓病は血を濾過する機能が低下しているため、「透析」をする必要になりました。「透析」とは、体外から血を送り出し機械で血を濾過し、それを戻す治療のことで、これを5~6時間を週3回ほど行っています。治療を行った後は、とてつもなくダルくなるですが、治療をサボることは死に直結し、食事と行動に制限がかかるようになりました。
弱っていく父
私は社会人になってから、実家を出て仕事をしているのですが、帰省する度に父の体が細くなっていくのを目の当たりにしました。あんなにカッコよかった父がどんどん弱くなっていく…
非常に見るに堪えなかったです。
結婚して娘が生まれましたが、父は一度も抱っこしたことがありません。妻の父と娘が微笑ましく遊びますが、私の父は遊ぶ体力がありません…
今ではまともに歩くことすらままならず、ほぼ寝たきりの状態です…
自分の体は自分のものだけではない
私は社会人になってから父にしてあげられることがありませんでした。病気で旅行にも連れて行くこともできず、おいしい料理を御馳走することもできませんでした。私をここまで育ててくれた父に恩返しができない辛さを年々感じています。
病気になることは自分だけが辛いのではありません。周りの人間も不幸にするのです。私が病気になれば、妻や娘、私の父や母、友達などにも心配を掛けるでしょう。
自分ができること
自分ができることは、ますは自分が健康であること。そして、娘がいつまでも「かっこいい父」と思ってくれるように居続けることだと思う。そして、周りの人間がいつまでも「健康」でいられるように少しでもサポートできればいいなと…
生活習慣病は、日ごろの食生活、適度な運動と睡眠で防ぐことができます。いつまでも元気で過ごし、大切な人を不幸にしないように今一度ライフスタイルを見直しませんか?
今日はここで終わりたいと思います。
お疲れでした~
コメント