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東京オリンピックの野球について考察した【野手・攻撃編】

- オリンピック種目の野球を深く楽しみたい方
- オリンピックとWBCやプレミア12との違いを知りたい方
- 野球日本代表(侍ジャパン)を応援したい方
今回は、東京オリンピックの種目である「野球」の日本代表について話していきます。全てを話すと長くなるので、今回は「野手」についてピックアップしていきます。
野球のルールなど話すと膨大な量となりますので、基礎知識があることを前提に話します
選出メンバー
まず、今回選ばれた選手について紹介します。ポジションは予想される配置にしています。
- 梅野 隆太郎(捕)
- 甲斐 拓也(捕)
- 山田 哲人(二、一)
- 源田 壮亮(遊)
- 浅村 栄斗(二、一)
- 菊池 涼介(二)
- 坂本 勇人(遊)
- 村上 宗隆(三、一、外)
- 近藤 健介(外、捕)
- 柳田 悠岐(外)
- 栗原 陵矢(外、三、一、捕)
- 吉田 正尚(外)
- 鈴木 誠也(外)

現時点での最強メンバーだよね



野球ファンの方なら
ほぼ納得できるんじゃないかな
野手が13人ということですが、ルール的には登録枠24人中なら何人選んでも大丈夫です。(極端な話、野手23人投手1人でもOK)
WBCやプレミア12といった国際大会は登録枠28人です。
普段の国際大会より人数が少ないため、選手のやり繰りが難しくなります。
それでは、選出する際の野手についてのポイントについて紹介します。
複数ポジションが守れるか
まず、複数ポジションが守れるユーティリティー選手を選ぶ必要があります。投手以外のポジションは8か所ありますが、バックアップ要員を全てのポジションを入れた場合16人となり、13人以内に収めることができなくなります。ということで、今回は栗原のようなユーティリティー選手が選出される形となりました。
捕手の人数の確保
一応、登録されている捕手は、甲斐と梅野だけとなっています。ですが、キャッチャーは、過酷なポジションでケガをしやすいポジションのため、キャッチャーは3人必要だと言われています。そこで、バックアップ要員として、栗原、近藤といった捕手経験がある選手が選出されています。
また、オリンピックは選手だけではなく、スタッフ人数も他の国際大会と比べて減らされていると聞きました。ブルペン捕手として栗原や近藤は走り回るかもしれません。



選手なのに裏方の仕事もするんだ



もしかしたら、
休んでいるピッチャーがブルペンで
キャッチボール相手をするかもね
予想ポジション
それでは、気になる予想ポジションについて紹介します。
- 山田 哲人 (指)
- 柳田 悠岐 (中) ◇
- 坂本 勇人 (遊)
- 村上 宗隆 (三) ◇
- 鈴木 誠也 (右)
- 吉田 正尚 (左) ◇
- 浅村 栄斗 (一)
- 菊池 涼介 (二)
- 甲斐 拓也 (捕)
※◇左打ち
大体みんなが想像できるスタメンの配置になっていると思います。一応、右→左→右といったジクザクするように意識しました。
小技が少ない?
現時点の日本代表ですので豪華メンバーなんですが、普段の試合でバントをする選手が少ないので、いざという時の小技や作戦が出しにくいなと感じます。
2019年のプレミア12では、周東が代走で交代出場し、盗塁を決め、チャンスと試合の雰囲気を変え、勝利を呼び込みましたが、今回はそのような選手がいませんので、ほぼ自力で勝つしかないのかもしれません。
このようなことを感じたので、2017年WBCと2019年プレミア12のバント数を調べてみました。
大会名 | 試合数 | バント数 | 盗塁数 |
---|---|---|---|
2017年WBC | 8 | 10 | 1 |
2019年プレミア12 | 10 | 5 | 11 |
2017年はバント多めで、2019年は盗塁が多め傾向となっていますが、これは2017年が小久保監督で、2019年から現在の稲葉監督に変わっているので、作戦方針がガラリと変わっているのだと推察できます。なので、東京オリンピックは盗塁多めの作戦が予想されます。
この数値を集計している時に感じたのは、普段バントや盗塁をしない選手がバントしたり、盗塁を決めたりしたのに驚きました。バントは恐らく、オリンピックに向けて猛練習しているのだと思いますが、盗塁については、恐らく相手チームの投手の癖を見つけ出しているので、盗塁成功確率が上がり、どんな選手でも決行していると考えられます。
- 梅野 隆太郎
- 甲斐 拓也
- 山田 哲人
- 源田 壮亮
- 菊池 涼介
- 坂本 勇人
- 栗原 陵矢
- 鈴木 誠也
- 山田 哲人
- 源田 壮亮
- 菊池 涼介
- 坂本 勇人
- 柳田 悠岐
- 栗原 陵矢
- 鈴木 誠也
- 村上 宗隆
交代選手の起用方法・・・代打バントあるかも
ベンチメンバーの起用方法は、ケガなどの緊急時のバックアップがメインになりますが、近藤や栗原が終盤のチャンスで下位打線の代打で出場の可能性があります。
源田は終盤の一点を狙う場面で、代走で盗塁の可能性があります。また、終盤の無死1,2塁の場面でバントを決めたいところで、代打バントの可能性も考えられます。



終盤のチャンスでバントが苦手の選手が回ってきた場合、
代打「源田」でバントあるかもね
不安要素
最後に気になる不安要素について紹介します。
三塁手の層の薄さ
恐らく、レギュラーは村上ですが、他の守れる三塁手が栗原しかいません。栗原も本職ではないため、三塁手の層の薄さは否めません。少し疑問なのが、なぜ岡本(巨人)を選出しなかったのかが疑問です。守備の上手さもあるので、岡本が選出されても良かったんではないかと感じています。
ムードメーカー不在
前回の国際大会までは、ムードーメーカーの松田(ホークス)がいましたので、ムードメーカーとしての働きがありましたが、現時点でそのような選手がいないような感じがします。恐らく坂本がキャプテン的な役割が担うと考えられると思いますので、どのように選手を引っ張て行くかが見ものです。



いじられキャラの選手も少なそう…
少し固い感じのメンバーがそろったね



真面目に戦うのも大事だけど、
負けている時に雰囲気を変える
ような選手がいないよね…
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
オリンピックはメジャーリーガー不在とはいえ、各国の選手はかなりの強者揃いとなっており、接戦が考えられます。とにかく、一つのミスが失点につながるので、攻撃も守備も最低限のミスで抑えていくのがポイントだと思います。
日本は悲願の金メダルが取れるか見ものです。
今回はここで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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