- オリンピック種目の野球を深く楽しみたい方
- オリンピックとWBCやプレミア12との違いを知りたい方
- 野球日本代表(侍ジャパン)を応援したい方
今回は、東京オリンピックの種目である「野球」の日本代表について話していきます。前回は「野手」について話したので、今回は「投手」についてお話します。

野球のルールなど話すと膨大な量となりますので、基礎知識があることを前提に話します
選出メンバー
まず、今回選ばれた投手について紹介します。
- 青柳 晃洋
- 岩崎 優
- 森下 暢仁
- 伊藤 大海
- 山本 由伸
- 田中 将大
- 山崎 康晃
- 栗林 良吏
- 千賀 滉大
- 大野 雄大
- 平良 海馬

調子いい選手と実績のある選手が
バランスよく入っているね



でも、直前にケガした選手もいるから
予定が変わってるかもね
投手が11人ということですが、ルール的には登録枠24人中なら何人選んでも大丈夫です。(極端な話、野手23人投手1人でもOK)
WBCやプレミア12といった国際大会は登録枠28人です。
それでは、選出する際の投手についてのポイントについて紹介します。
今年の成績と過去実績
伊藤大海や栗林良吏など新人ながら今年の成績を鑑みて選ばれてます。新人選手は気持ちが乗りやすいので、向かっていくメンタルと図太さでどんどん気持ちをぶつけていきたいですね。
逆に今年の成績があまりよくない選手である千賀 滉大や大野 雄大といった選手が選ばれています。特に千賀はケガ明けということで、どこまで調子が上がってくるかがポイントとなります。
球種とフォーム
外人選手はアンダースローが弱いとよく言われていましたが、最近ではよく打たれている印象もあります。今回は極端なアンダースローの投手はいませんが、青柳 晃洋のような変則サイドスローの選手が選ばれています。青柳は、球種は横変化が豊富で、外人選手には有効的だと思います。
青柳の球種:ツーシーム、スライダー、シンカー、カットボール



アンダースローで有名な渡辺 俊介や
牧田 和久が選ばれていたよね



いつからか「外人選手はアンダースローに弱い」
イメージがついたよね
後、外人選手が弱いイメージがあるのが速く落ちる系の球種。この中のメンバーで言えば、山本 由伸や千賀 滉大がフォークを得意としています。田中 将大もスプリットで、メジャーの選手をよく三振に獲っていましたが、田中はその日の調子によって決め球を変えれる選手なので、スプリットを多投するとは限りません。
速く落ちる系の球種を持っている選手:山本 由伸 田中 将大 栗林 良吏 千賀 滉大、 山崎 康晃
予想ローテ
恐らく、ローテを組んできますが非常に予想が難しいですが、一応考えました。
- 田中 将大
- 森下 暢仁
- 山本 由伸
- 大野 雄大
- 千賀 滉大
- 伊藤 大海
- 山崎 康晃
- 青柳 晃洋
- 栗林 良吏
- 岩崎 優
- 平良 海馬
先発
少し、先発ローテに悩みました。
恐らく、一番手の先発は田中 将大でしょう。なんとか、試合を作ってくれることと、初戦が福島あづま球場ということで、もう投げるしかない雰囲気になっていますよね(笑)
森下 暢仁と山本 由伸はローテ決まりでしょうが、四番手ピッチャーが誰にするか悩みました。一応、大野 雄大ですが今シーズンの成績がイマイチですが、去年くらいの実力なら完投する実力があるため、中継ぎ以降の投手が温存できることができます。
ロングリリーフ
恐らく、一番カギになるところではないでしょうか?先発が全員期待通りのピッチングをすれば大丈夫ですが、恐らく、序盤で3失点くらいすれば、すぐ交代になるでしょう。そうなれば、ロングリリ滉大ーフが中継ぎまでに試合を作らなければなりません。ここでは、今シーズン活躍している伊藤 大海や実力は申し分ない千賀滉大 が配置しています。
中継ぎ
できれば、先発とロングリリーフが6回まで試合を作ってほしいですが、場合によっては6回からの出場も可能性あります。6回、7回を山崎 康晃、青柳 晃洋、岩崎 優で回し、8回を栗林 良吏 で繋ぐと予想されます。
抑え
間違いなく、平良 海馬でしょう。しかし、調子が悪ければ、栗林と変更の可能性もあります。過去に守護神で選ばれた藤川球児が調子を落とし、結局、抑えをダルビッシュに明け渡した過去がありますので、そうならないように願うだけです。
不安要素
不安要素としては、左投手がすくないこと。後は、今シーズン成績を残してない選手がどれくらいのプレーをしてくれるところです。
左投手では、オリックスの宮城 大弥がかなり調子が良く左投手が不足しているため、選出されなかったのが残念です。
千賀や大野、山崎は今シーズンは成績を残せてないませんが、ポテンシャルと外人選手との相性で、どう結果に表れるのかが不透明なところではあります。
守備
少し、守備のところを話しますとほぼ問題ない配置になると思います。
- 甲斐 拓也 (捕)
- 浅村 栄斗 (一)
- 菊池 涼介 (二)
- 村上 宗隆 (三)
- 坂本 勇人 (遊)
- 吉田 正尚 (左)
- 鈴木 誠也 (右)
- 柳田 悠岐 (中)
ただ、村上のサードは少し不安なところがあります。
そして、気になるのが最近流行りの極端な守備シフトを敷くかどうかです。外人選手は一方的な打球が多いため、極端な守備シフトが効果的な可能性があります。ただ、日本人選手の慣れや他球団の選手とのコミュニケーションが必要になるので、使うかどうかは難しい判断になると思います。
まとめ
野球の試合は、ほぼ投手の出来によってきまります。前回の国際試合では、「マシンガン継投」で、どんどん投手を変えていきましたが、今回は人数が少ないので、どこまで引っ張るところがベンチの采配のポイントとなります。
今回は、ここで終わりたいと思います。一緒に金メダル目指した応援していきましょう。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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