フォームローラーは効果なし?電動の有り無しで効果が変わるのか!?

近年、筋膜リリースによる筋肉ケアが流行してます。

その代表的なケア器具として使われる「フォームローラー」。

実は科学的に振動機能が追加することで筋膜リリース効果がアップすることがわかってます。

今回はフォームローラーを電動にする効果とどのような電動フォームローラーを買えばいいか紹介していきます。

すぐにでも電動フォームローラーの実際のレビューを知りたい方はこちらをご覧ください。

フォームローラーとは

フォームローラーとは筒状のモノに自重で筋肉を押し当て筋膜をリリースさせるアイテムです。

筋膜リリースという言葉が近年科学的に注目されています。

フォームローラーは筋膜リリースができるアイテムとしてアスリートに重用されています。

筋膜リリースとは

ではそもそも筋膜とはなんでしょう?

この筋膜は悪い姿勢や怪我等の起因で動かさなくなると、その部分の筋膜に水分が供給されず、乾燥し固まってしまうことがわかっています。

この状態が続くと筋膜と筋繊維が癒着を起こし、トリガーポイントが発生します。

トリガーポイントとは、過敏化した侵害受容器と言われており、患部が敏感に反応している状態で疼痛を感じやすく、筋力や柔軟性の低下も引き起こす

そこでフォームローラーなどで施術することで、筋膜に水分を供給し、トリガーポイントを解消することを筋膜リリースと言われています。

この筋膜リリースをすることで、体の痛みや柔軟性を改善することができます。

フォームローラーで筋膜リリースは効果なしなのか?

ォームローラーは、筋膜リリースやマッサージ効果を期待して多くの人々に使用されています。しかし、「フォームローラーを行ったあとだるい」という記事がちらほら…一部の人々はフォームローラーを使用した翌日、体がだるいと感じることがあります。

フォームローラーは実際に効果がないのかについて解説します。

フォームローラーを行ったあと(翌日が)だるいは嘘

そもそもフォームローラーを行ったあとにだるいは嘘の可能性が高いです。

フォームローラーは筋膜リリースを行うことで、むしろ体の反応的には良好方向に向くはずだからです。

私もこのことに関して非常に疑問でした。

なので、SNSで「フォームローラー　だるい」で検索してみました。

二の腕が重くてだるい。
帰ったらフォームローラーで二の腕まわりほぐしをやりまくろ。

— シン・ヲヴァンゲリオン😤 (@newdokushin) March 30, 2023

あまりに首だるいからフォームローラーに頭乗せてるんだけどただの乗せてるだけでこんなに痛いの反則では

— シャラリーナ (@shllnxxx) July 31, 2022

疲れたな〜だるいな〜と思った時にスマホで整体を探しながらフォームローラーで体コロコロして、探すの飽きた頃には肩も腰も調子が戻っている

というのを繰り返しています pic.twitter.com/hGDY8MrM7m

— タグチマリコ | 日本ウェブデザインCXO/UXデザイナー (@marimamiac) March 20, 2021

このように、体がだるいからフォームローラーを行ったという書き込みが大多数でした。

むしろ、翌日に体のだるさを訴えたような内容は一切ありません。

ちなみに「フォームローラー　翌日」で検索しても良好的な内容ばかりでした。

また、Amazonや楽天などのレビューで「だるい」と検索しても批判的な内容は全くありませんでした。

なぜ、「フォームローラー　だるい」といった記事がちらほらあるかわかりませんが、実際に使用した人の口コミを見れば、フォームローラーを使ってだるいといった実態は全くありません。

実際に使用者の体感やフォームローラーを使ったときにおこる筋膜リリースは科学的根拠はありますので、安心して使用できると思います。

もし仮にフォームローラーでだるいとようなことが起きるとしたら、このようなことが考えられます。

好転反応としての現象

マッサージなど施術されると、筋肉がほぐれてリラックスしますよね？リラックスしすぎて、眠気や動きたくないみたいなある種の「だるさ」を感じると思います。

この現象を好転反応のうちの「弛緩反応」と言われます。

好転反応とは、体が調子を取り戻す過程で、一見悪影響に見える症状が起きるんですが、マッサージなど施術されると、筋肉がほぐれてリラックスすると「副交感神経」が活発になり、眠気やだるさを感じることがあります。

好転反応は、一過性のものなので、そこまで気にすることはありません。しっかり、水分や栄養補給、体の休息を行ってください。

炎症による揉み返しの場合は注意

一番注意しなければならないのは、炎症による揉み返しです。

揉み返しは、必要以上に圧を掛けたり、間違った施術を行い、筋肉や骨に負荷が掛かり、炎症や筋肉の緊張が発生したりすることがあります。

もし、痛みが長期間長引くことがあるのならば、病院で診察することが大事です。

フォームローラーでセルフケアを行う以上、揉み返しのリスクは少なからずあります。まずは軽い圧で筋膜リリースを行い、体の反応を見ながら、セルフケアを実践していきましょう。

太ももの外側やセルライトがある脂肪がある部分が痛い

フォームローラーで筋膜リリースを行うときに非常に痛い箇所があると思います。

私も太ももの外側がめちゃくちゃ痛いです。

うちにあるフォームローラーはゴリゴリに凹凸があって、真ん中のやるとめっちゃ痛いんだよなぁ
でも超スッキリするからだるい時やる
毎日やれば柔らかくなって、痛みもなくなるのかな？ https://t.co/MbRu1aYasA

— Indium (@diet_acs) September 1, 2023

筋トレ終了🏋️‍♀️
フォームローラーがなかなか慣れない😭
太ももの裏と表は痛気持ち良いんやけど、横？がめちゃくちゃ痛い！
綺麗な足になれるように頑張ろう🦵✨

— ᴛᴀᴍᴀᴄʜᴀɴ🦄💜 (@______xo12) August 29, 2023

普段トレーニングを行っている人さえもフォームローラーで痛い部分があるみたいです。

筋膜が固まっている部分については、非常に痛みがあるみたいです。毎日フォームローラーでケアを行うと筋膜リリースができて痛みがなくなっていきます。

注意しなければならないのは、ケガしているところに無理にフォームローラーで圧迫することです。

ケガを悪化させる可能性が高くなるので、無理行わないようにしましょう。

フォームローラーは効果ないことはありません。ちらほらネット記事でだるさを感じる内容がありますが、SNSやショッピングサイトのレビューにそのような口コミはありませんので、心配ありません。

また、フォームローラーで非常に痛いところがあると思いますが、筋膜が固まっている可能性が高いです。毎日のケアで改善されますので、頑張って続けてケアを行っていきましょう。

効果が倍増する電動フォームローラーとは？

ではフォームローラーを電動する意味はあるのでしょうか？

実は筋膜リリースで大事なのは振動と言われています。

この振動刺激で筋膜に水分を供給しトリガーポイントを解消させることが本来の筋膜リリースと言われてます。

振動によって筋膜リリースの効果が上がる

2019年に振動ローラーを使った実験ついて紹介します。

この研究結果によりますと、振動ローラーと非振動ローラーを比べたところ、振動ローラーの方が可動域が上がったということが報告されています。

2020年に行われた研究では電動フォームローラーではありませんが、マッサージガンを使用して被験者の足首の可動域が上がったということがわかりました。

この研究では静的ストレッチと可動域が上がった差を比べており、マッサージガンの方が有効性があったことが報告されています。

これらの近年の研究からマッサージガンのような振動を筋肉に与えることによって、可動域を広げる効果は高そうなことがわかります。

筋肉痛の軽減

もう一つうれしい効果として、筋肉痛の軽減があげられます。(引用文献)

こちらも研究結果でわかっていますが、実は振動に大きさによっての効果はあまり変わらないようです。

もし、マッサージガンを購入する際は振動の大きさよりも使い勝手を優先した方がいいかもしれません。

電動フォームローラーのデメリット

では電動フォームローラーにはデメリットがあるのでしょうか?

振動音がうるさい

唯一のデメリットは下階に振動が伝わり騒音が起きる可能性があることです。

床に置いて体を押し付けながらエクササイズを行うので、どうしても下に振動は伝わります。

対策としては二点ほどあります。

振動設定を抑える

まずは振動設定を抑えること。

私の実感として電動フォームローラーの最大の振動設定はかなり強めでオーバースペックなような気がします。

そもそも振動による効果はありますが、振動が多ければ効果が比例して高い訳ではないことは科学的に立証されています。

電動フォームローラーでエクササイズをする時は無理に大きな振動で行うのは避け、適度な振動で行うことが騒音対策になるでしょう。

私が持っているuFit Vibrating Rolleで下階にどのくらい振動するか録音してみましたので、参考にしてみてください。

別の音と比較するために二階でジャンプした後に電動フォームローラーを使用しています。

uFit Vibrating Rolleは振動が三段階で変えることができ、二段階目はかすかに振動が聞こえる程度ですが、三段階目になると明らかに下まで振動音が伝わってきます。

床にマットを置く

床にマットを置くことで振動を伝わりにくくすることも対策の一つです。

カーペットやジョイントマットの上で行うことでも振動は伝わりにくくなりますが、電動フォームローラーを使用するときはエクササイズやストレッチをするので、厚めのエクササイズマットが一番オススメです。

各メーカーの比較と口コミ紹介

それではどこの電動フォームローラーがいいのか比較していきましょう。

	STEADY 電動フォームローラー	uFit Vibrating Roller	シックスパッド パワーローラー	ドクターエア ストレッチロール
最小振動数(毎分)	1000回転	1500回転	1400回転	2100回転
最大振動数(毎分)	4500回転	3200回転	2800回転	4000回転
調整数	5段階	3段階	3段階	4段階
大きさ	長さ29cm、直径11.4cm	長さ29cm、直径16cm	長さ34cm、直径13cm	長さ32cm、直径15cm
重さ	1.1kg	1.3kg	1.54kg	0.87kg
連続使用(最小振動)	6.45時間	7時間	6時間	３時間
連続使用(最大振動)	2.3時間	5時間	２時間	50分
形状	3種類	一定	一定	4種類
自動停止	15分	10分	15分	10分
電池容量	?	2600mA•h	2600mA•h	2600mA•h
充電時間	?	3~4時間	2.5時間	約3.5時間
充電ポート	?	Type-C	ACアダプター	ACアダプター
特有の振動	リズム振動	波打ち振動	リズム振動	なし
価格	9480円	16800円	15800円	19352円
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STEADY電動フォームローラー

比較した中で一番安い上に振動数が一番高い結果となっています。

気になる点で言えば、直径が短い部分です。

これはメリットでもあり、デメリットでもあります。

メリット	デメリット
取り回しがしやすい	可動域が大きい人には使えない

当然、直径が短く小さいと取り回しがしやすいです。

しかし、背中が柔らかい人や身体の側面で使用する際に

地面に体が当たる可能性があり、充分に使いこなせない可能性があります。

STEADY電動フォームローラーの口コミには以下のことの書き込みがありました。

表面が固いこともチェックが必要です。

固さが気になって使用できない可能性があるからです。

振動や音に関してはどのフォームローラーにも書かれていました。

uFit Vibrating Roller

オリンピックの卓球種目で金メダルを獲得した水谷選手がアンバサダーをしています。

充電器がtypeｰcなので、専用のACアダプターで充電する煩わしさはありません。

また、充電しなくてもいい期間が長いのも使いやすさのメリットになっています。

uFit Vibrating Rollerの気になる口コミには以下のことの書き込みがありました。

シックスパッド パワーローラー

貼るだけで腹筋が鍛えられるのでおなじみのシックスパッド。

少し直径が短いのが特徴です。

大きさ以外はこれといった特徴がない平均的なモデルです。

シックスパッド パワーローラーの気になる口コミには以下のことの書き込みがありました。

ドクターエア ストレッチロール

特徴としてはSTEADYほどではないですが振動数は高めになっています。

形状も4種類あるので、好みの感触でケアできるようになっています。

最大のネックは価格で、この比較の中では一番高額となっています。

ドクターエア ストレッチロールの気になる口コミには以下のことの書き込みがありました。

私が購入したおすすめの電動フォームローラーは?

検討結果、uFit Vibrating Rollerを購入しました。

決め手は、大きさと充電のしやすさ、連続使用時間の長さの仕様のバランスが良かったからです。

また水谷選手がアンバサダーていうことも安心感に繋がりました。

素材についての悪い口コミがありましたが、実は家電量販店で実際に見てみました。

私の地域の家電量販店にはuFit はなく、ドクターエアとその他メーカーがありました。

uFit とドクターエアの素材は発泡プロピレンで実際に見て触ってみると逆に感触がちょうどいい感じでした。

別メーカーにはEVAが使われているのですが確かに固そうな感触を受けました。

uFit Vibrating Rollerの使用感についてはこちらの記事をご覧ください。

その他の筋膜リリースのオススメ商品

マッサージガン

電動フォームローラー以外にオススメのケア商品として「マッサージガン」があります。

同じ振動効果で筋膜リリースができます。

ストレッチカップ

カッピングと言う技術を使って筋膜リリースを行います。

振動意外にケアをしたい方にオススメです。

まとめ

フォームローラーは特に体の背面をケアすることができるようになります。

肩こりや腰痛などある方はぜひ電動フォームローラーを購入し、ケアしてみてください。

では今回はここで終わりたいと思います。

お疲れ様でした~